注目の記事 PICK UP!

桶川、逗子、そして川崎20歳女性死体遺棄事件3件のストーカー事案を振り返る 警察とは学ばない犬なのか 被害者遺族の働きかけも虚しく①

また痛ましいストーカー事件が発生した。神奈川県川崎市川崎区における、20歳女性の死体遺棄事件。

過去に起きた3件の類似事件を振り返ると、警察の対応には共通点が多く見受けられ、深刻な問題が未だ解決できていない。

警察の各対応も、重大な問題として多くの批判を集めている。以下に、事件の概要と、それに対する警察の対応について記してみたい。

〈桶川ストーカー殺人事件(1999年10月26日、埼玉県桶川市)〜この事件をきっかけに、2000年に『ストーカー規制法』が制定された。〉

被害者:
猪野詩織さん(当時21歳、大学生)

加害者:
元交際相手の小松和人(当時27歳)とその兄らが関与。実行犯は雇われた男(風俗店関係者)。

〈警察への相談・電話回数〉

10件以上

〈事件の経緯〉

詩織さんが小松との交際を解消後、執拗な嫌がらせ(脅迫電話、中傷ビラの配布、付きまといなど)を受け、家族とともに埼玉県警上尾署に複数回相談。

結果、適切な対応がなされず、JR桶川駅前で詩織さんが刺殺されてしまう。

〈警察の対応と問題点〉

相談の無視とずさんな対応が目立つ。
詩織さんと家族は、事件の約4か月前から上尾署にストーカー被害を訴え、告訴状も提出していた。
しかし、警察は「男女の問題に立ち入れない」「(他の男性から)プレゼントを受け取ったなら男が怒るのも当然」等と発言し、

告訴を被害届に改ざんするなど、適切な対応を怠った。
詩織さんが「殺されるかもしれない」と訴えたにもかかわらず、警察は動かぬどころか、書類の改ざんや証拠隠滅の疑いも浮上した。

〈捜査の遅れ〉

事件後、警察は当初「通り魔事件」とみなし、ストーカー被害の背景を軽視。
写真週刊誌『FOCUS』の記者・清水潔氏が独自取材で実行犯を特定し、警察に情報提供したが、警察は積極的に動かなかった。
主犯格の小松和人は指名手配後に自殺したが、逮捕に至るまでの警察の対応は「無気力」と批判された。

〈警察の不祥事と隠蔽〉

警察は事件後、被害者に非があるかのような虚偽情報をマスコミに流し、被害者家族をさらに傷つけた。

捜査資料を自己弁護に使用したり、詩織さんが書いた遺書を「妄想の手紙」と主張するなど、隠蔽体質が露呈。
事件当日の記者会見では、捜査一課長代理が「半笑い」で説明するなど、不適切な態度が問題視された。

〈処分と影響〉

事件後、埼玉県警本部長が謝罪し、3人の警察官が懲戒免職、12人が処分された。
被害者遺族は国家賠償請求訴訟を提起。裁判では上尾署の捜査怠慢が認められたが、殺害との直接的な因果関係は否定された。
この事件は警察のストーカー対応の不備を浮き彫りにし、ストーカー規制法制定の契機となったが、その後も類似事件

(例:逗子ストーカー殺人事件)が発生し、警察の対応改善が課題とされている。

〈遺族の声とその後〉

詩織さんの父・憲一さんは「娘は3度殺された。犯罪者に、警察に、マスコミに」と述べ、警察の不適切な対応と報道被害を強く批判。

遺族は全国で講演活動を行い、警察官や学生にストーカー被害の深刻さと適切な対応の必要性を訴え続けている。

2025年1月には、詩織さんが通っていた跡見学園女子大学で講演を行い、約160人の学生に当時の状況を伝えた。
憲一さんは、警察に対し「小さな悩みも確実に聞き、被害者に寄り添う対応」を求めている。

【桶川、逗子、そして川崎20歳女性死体遺棄事件 3件のストーカー事案を振り返る  警察とは学ばない犬なのか 被害者遺族の働きかけも虚しく②】に続く

〈さくらフィナンシャルニュースからの注意とお願い〉

情報は提供された資料に基づいていますが、ストーカー事件はデリケートな問題であり、個々のケースで背景や対応が様々に異なる場合があります。

警察への相談時には、具体的な証拠(メール、録音、写真など)を提示し、継続的に記録を残すことが推奨されます。


関連サイト:
さくらフィナンシャルニュース公式サイト
YouTube
公式X
弁護士ログ
note


「さくらフィナンシャルニュース」をご覧いただき
🎉ありがとうございます!🎉

もっと手軽に最新情報を受け取りたい方は、
⬇️LINEの友達追加をお願いします!⬇️

💡さくらフィナンシャルニュース公式Line💡


「命守る対応、もう一度考えて」桶川ストーカー殺人事件遺族の猪野憲一さん

https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__affairs_crime_UJGBQLM2EBOQVCEVU6OPO4PHWM

桶川ストーカー殺人事件
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%B6%E5%B7%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

桶川ストーカー殺人事件
佐々木洋
https://mainichi.jp/articles/20220418/osg/00m/040/005000d

関連記事

  1. 【角川歴彦『人間の証明』 国を相手取り人質司法による違憲訴訟始まる 日本初 上編】

  2. 衆議院選挙に向け、維新・公明・立民・国民が公約発表 

  3. 桶川、逗子、そして川崎20歳女性死体遺棄事件 3件のストーカー事案を振り返る  警察とは学ばない犬な…

  4. “トラック野郎の女神”八代亜紀をめぐる遺産バトルと“初ヌード写真”封入アルバム発売騒動

  5. 【株式会社エストリオの代理人である平野大輔弁護士の呆れた請求】

  6. 【記録的猛暑 熱中症 令和6年夏は過去最多の死亡数】

  7. 【長井秀和vs創価学会名誉毀損裁判 結審終えて 長井氏「私は謎の転落死の犯人を追求したのではない」】…

  8. 「闇人脈」秋田新太郎と久積篤史、次々と浮かび上がる疑惑の深層

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP