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堀江貴文・林氏の財務省解体デモに関する動画を検証

今回は、堀江貴文氏と林氏が財務省解体デモについて言及したコラボ動画について、その内容を詳しく検証していきます。

↓動画はこちら 
https://youtu.be/vB7wF8Phdik?si=MFzwyEAeNZXgq-0A

1. 社会保障費が増えているから相続税を増やすべき?

堀江氏と林氏は「社会保障費が増えているから、相続税を増やさなければならない」と主張しました。しかし、この考え方自体が誤っています。

政府の財源は税金ではなく国債の発行です。税金には富の再分配やインフレ抑制の役割がありますが、政府支出の財源ではありません。たとえば、消費税を増税して社会保障費を賄うという論理も同じ誤りです。

財源を確保するために税金を増やすのではなく、政府がやりたい政策があるなら国債を発行すればいいのです。税金は財源ではなく、景気調整のためのツールであることを理解する必要があります。

2. 民主党政権時の事業仕分けと財源問題

動画では「民主党政権が事業仕分けを行ったが、一般会計200兆円のうち6億円しか使えなかった。財源は簡単に見つかるものではない」と言っています。

しかし、これも誤解です。政府が必要な政策を実行する際には、一般会計の枠内で調整する必要はなく、国債発行によって財政出動を行えば良いのです。日本は30年間デフレが続いており、本来なら積極的な財政出動をすべきでした。財源が限られているという考え方自体が誤りです。

3. コストプッシュ型インフレへの対応

「今、日本はインフレになっている」という意見がありますが、現状のインフレは**コストプッシュ型インフレ**です。これは、需要が増えて物価が上がるデマンドプル型インフレとは異なり、供給側の要因(例えば原材料の価格上昇など)によって引き起こされます。

こうしたインフレ時に求められるのは、供給力を強化するための財政出動です。例えば、農業やエネルギー産業に対する支援を強化し、食料やエネルギーの自給率を高めることが重要です。日本は食料自給率が30%程度しかなく、輸入依存度が高いため、財政支出を通じて国内の生産能力を強化する必要があります。

4. 医者の利権をなくせば財源が確保できる?

堀江氏らは「医者の利権をなくせば財源が確保できる」とも述べていますが、これも的外れです。

財源の確保を税収の範囲内で考えること自体が間違いです。国債を発行することで必要な財政出動を行えば、財源を確保するために既存の制度を壊す必要はありません。

このような主張は、小泉政権時代の新自由主義政策と似ています。小泉政権は規制緩和を推進し、非正規雇用を増加させ、社会的格差を拡大させました。同じ論理を今も適用しようとするのは、日本経済にとって大きなリスクです。

5. 財務省の影響力と税務調査

「財務省を批判すると税務調査が入る」という話は、過去の事例を見ても事実としてあり得ることです。消費税増税に反対していた新聞社(朝日新聞、産経新聞、東京新聞など)に税務調査が入ったケースもあります。

財務省の影響力は大きく、国税庁を通じて税務調査をコントロールすることも可能です。このような現状に対して、国民が監視し続けることが重要です。

6. 「減税と国債発行で日本経済は崩壊する」は本当か?

動画では「減税と国債発行をすると日本経済がぐちゃぐちゃになる」と主張していますが、これには具体的な説明がありません。

過去にハイパーインフレが起こった国(ジンバブエ、アルゼンチン)は、自国通貨ではなく外貨建てで国債を発行したため、財政破綻に陥りました。日本は自国通貨(円)で国債を発行できるため、ハイパーインフレになる可能性は極めて低いのです。

また、「国債発行で金利が上がる」との主張もありますが、日本銀行が国債を買い支えれば金利を抑制できます。財政破綻やハイパーインフレが起こる根拠はなく、むしろ緊縮財政のほうが経済を悪化させるリスクが高いのです。

7. 歳出削減は本当に必要か?

動画では「歳出削減をするべきだ」と述べられていますが、これも誤った考え方です。

歳出削減は、政府支出を抑えることでプライマリーバランス(PB)を黒字化しようとする政策です。しかし、デフレ状態で歳出削減を行うと、経済がさらに縮小し、国民の生活が苦しくなります。むしろ、日本は積極的な財政出動を行い、需要を喚起するべきなのです。

8. 財務省解体デモの影響

財務省解体デモが起こった背景には、国民の生活が困窮しているという現実があります。このデモを通じて政治家も危機感を抱き、減税を主張する政党が議席を伸ばす流れになっています。

参議院選挙でも減税を掲げる政党が勢力を拡大する可能性が高く、新たな政党が誕生することも考えられます。このような動きを通じて、国民の生活を支える政策が実現されることを期待します。

結論

堀江氏や林氏の主張には、財政政策や経済の基本的な理解が欠けており、財源論に固執しすぎたものが多く見られました。

政府は国債を発行して財政出動を行うことで、国民の生活を改善できます。減税と財政出動を適切に行うことで、日本経済を健全に成長させる道を模索するべきです。

私たちも経済や財政の知識を深め、誤った情報に惑わされないようにしましょう。

―――――――――

コラムニスト:根本 良輔(ねもと りょうすけ、1994年6月21日)
東京都練馬区出身。くりのみ保育園、大泉南小学校、大泉第二中学校卒業。石神井高校、芝浦工業大学を卒業後、東京大学大学院へ進学し(のち中退)、電気工学の研究に従事する。会社経営者、政治活動家、つばさの党幹事長。二児の父。

根本良輔 X
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根本良輔note
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つばさの党 YouTube
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参考サイト:
さくらフィナンシャルニュースnote
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