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玉木雄一郎氏、経済政策で存在感を示す一方、過去の不倫問題と党内トラブルが信頼に影を落とす

国民民主党の玉木雄一郎代表が2025年4月8日の記者会見で新たな経済政策を発表し、「103万円の壁」の引き上げやガソリン暫定税率廃止など、国民生活に直結する提案を打ち出した。しかし、その一方で、過去の不祥事や党内トラブルが再び注目され、政治家としての資質が問われている。

経済政策で存在感を発揮

玉木氏は「103万円の壁」を178万円まで引き上げることで手取り収入を増やし、さらにガソリン暫定税率の廃止や電気代負担軽減策などを提案した。これらは「テドリノミクス」と名付けられた独自政策の一環であり、中小企業や家計への支援を目的としている。玉木氏は「国民生活を助ける万全の対策が必要だ」と強調し、石破政権に対しても補正予算編成を求める考えを示した。この政策は国民から一定の支持を得ており、党としての存在感を高める狙いがある。

過去の不祥事と党内トラブル

しかし、こうした政策提案とは裏腹に、過去の不倫疑惑や金銭トラブルが玉木氏の信頼性に影響を及ぼしている。2024年11月には元グラビアアイドルとの不倫疑惑が報じられ、玉木氏は会見で謝罪したものの、「公私混同」との批判が巻き起こった。また、元秘書が窃盗容疑で逮捕された事件や実弟による3000万円未返済トラブルも問題視されている。これらは玉木氏個人だけでなく、周囲の管理体制や党全体への信頼にも影響している。

さらに、千葉県連では幹部によるパワハラスメント問題が発覚し、昨夏以降4人の地方議員が離党する事態に発展。党本部は調査委員会を設置したものの、第三者機関による調査を拒否したことで「隠蔽ではないか」との批判も上がっている。

名声と信頼の狭間

玉木氏は経済政策で存在感を示す一方、このような内部トラブルへの対応について慎重な姿勢を見せており、「リーダーとして責任ある対応が求められる」とする声もある。国民民主党は野党第一の支持率を誇るものの、不祥事や内部問題が続くことで信頼性に影響を及ぼしている。

日本では政治家全体への信頼も低下しており、調査によれば政治家を「信頼できる」と答えた人はわずか8%で、32カ国中2番目に低い結果となった。特に若い世代では不信感が顕著であり、20代では政党を信頼できると答えた割合が10.9%にとどまっている。このような状況下で、玉木氏が掲げる「テドリノミクス」がどれほど国民生活に寄与し、党全体の信頼回復につながるか注目されている。

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画像引用:https://www.facebook.com/tamakinet55/

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「国民生活助ける万全の対策を」国民・玉木雄一郎代表、石破政権に経済政策申し入れると発表
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国民民主党 代表定例会見(2025年4月1日)
https://new-kokumin.jp/news/business/20250401_1

国民・玉木代表 元グラドルとの不倫で涙の謝罪 公費でホテル密会なら説明必要
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/11/12/kiji/20241112s00042000046000c.html

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