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安倍元首相銃撃事件、山上徹也被告に検察側が無期懲役求刑 奈良地裁で結審

奈良地裁は2025年12月18日、安倍晋三元首相(当時67歳)を銃撃して殺害したとして、殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、検察側が無期懲役を求刑した。弁護側は最終弁論を行い、同日で結審した。判決言い渡しは2026年1月21日の予定。

事件は2022年7月8日、奈良市での参院選応援演説中に発生。山上被告は手製の銃で安倍元首相を撃ち、死亡させた。被告は初公判で起訴内容を認め、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への恨みから、安倍元首相を標的にしたと説明。教団と安倍氏の関係を強く認識し、「他の政治家を狙っても効果が薄い」と判断したと供述していた。

検察側は論告で、犯行を「短絡的で自己中心的」「人命を軽視した卑劣な行為」と指摘。被告の動機には「安倍氏を狙う論理的な飛躍がある」とし、戦後史で前例のない重大な結果を招いたと強調した。被害者が1人である点を考慮しつつ、社会的影響の大きさから有期懲役の上限(30年)ではなく無期懲役が相当と主張した。

公判では安倍昭恵夫人の代理人が意見陳述を行い、被告に対し罪を償うよう求めた。被告は求刑を聞いて下を向く様子を見せたという。

さくらフィナンシャルニュース

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