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【トランプ政権始まる アメリカ大統領就任式 早くも公約を実現するアメリカ・ファーストを引っ提げて】

2025年1月20日、アメリカ、ワシントンD.Cの連邦議会議事堂で就任式が行われドナルド・トランプ氏(78)が正式に47代アメリカ合衆国大統領に就任した。
尚2期目の登用。1期目は45代目。(2017年1月20日-2021年1月20日) 元は不動産業などを営む実業家。

〈新鋭の右派ポピュリスト達が出席〉
気温が低かったため就任式会場は、連邦議会議事堂内の円形広間、キャピタル・ロタンダで行われた。
式典にはイタリアのジョルジャ・メローニ首相(47)やアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領(54)といった右派ポピュリストの首脳を招待した。実現はしなかったが、当初は中国の習近平国家主席(71)にも参加を呼びかけていた。トランプ氏の無二の親友であるイギリスの政党リフォームUK党首ナイジェル・ファラージ氏(60歳)も会場に姿を見せた。

〈政治家に匹敵する影響力を持つIT界のリーダー達が出席〉
大手自動車メーカーのテスラと宇宙企業スペースXの最高経営責任者(CEO)であり政府効率化省(DOGE= Department of Government Efficiency)のイーロン・マスク氏(53)と米メタ・プラットフォームズCEOのマーク・ザッカーバーグ氏(40)、米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏(60)、米アップルのCEOトム・クック、米グーグルの親会社アルファベットのCEOスンダー・ピチャイ氏(52)の5名が、トランプ氏の30分の就任演説を見守った。

〈私はとても強く米国を第一に据える〜アメリカ・ファースト〉
トランプ大統領は就任式で、「トランプ政権下の日々において、私は非常に明快に米国を第一に据える『アメリカ・ファースト』」を強調した。

そして
「われわれの主権と安全は回復される。正義の均衡は取り戻される。悪意があり、暴力的かつ不公正な司法省と政府の武器化は終わる。最優先事項は、誇り高く、繁栄し、自由な国をつくることだ。まもなく米国はかつてなく偉大で強く、はるかに例外的になる。」
と、政府内部の改革をするという姿勢を見せ、アメリカにはかつて無いほどワクワクするほどのチャンスがある、と述べた。

〈トランプ氏のアメリカ・ファーストに、諸外国はどうなる〉
アメリカ・ファーストの政治を切り出すと、困るのは世界各国の同盟諸国である。我田引水のトランプ大統領の押し出す外交政策に対抗できる能力が問われかねない。

トランプ大統領は初日から大統領令にサインをしまくるなどし、精力的に公約をこなしている。

〈自国を豊かにし他国に課税〉
メキシコとカナダからの輸入品に対して、最大25%の関税を課すことを検討。これは、不法移民や薬物の流入を阻止できていないという理由による。外交政策のペナルティのようなものとして要求されている。
対中国においては既存の追加関税に加えて、さらに10%の上乗せ関税を課す計画がある。
その他、各国からの輸入に一律10~20%の関税を課す『ベースライン関税』や、米国へ輸出する国が課している関税率と同じ関税率を米国輸入時にも課す『トランプ互恵通商法』も検討されており、世界では早くもブーイングが聞こえている。

〈WHO脱退〉
トランプ大統領は20日、WHOからの脱退に向け、大統領令に署名。実際の脱退は1年後になる見通しだが、
「離脱手続きが進行中の間、国務長官はパンデミック協定と国際保健規則の改定に関する交渉を中止し、そのような合意と改定を実現するために取られた措置は、米国に対して拘束力を持たない」
とした。

〈パリ協定も離脱〉
トランプ米大統領は早速、気候変動対策の国際枠組みである「パリ協定」から再び離脱する大統領令に署名した。 これは、2017年の最初の離脱表明に続く2度目の離脱となる。

トランプ大統領は、エネルギーに関する国家非常事態を宣言し、過剰な規制を撤廃して米国の石油・ガス生産を最大化する計画を打ち出した。 この決定により、米国はパリ協定離脱によって1兆ドル(約155兆円)以上を節約できると主張している。
また就任演説にて、「グリーン・ニューディール政策を終了する。同様に電気自動車の義務化を撤回する。偉大なる自動車産業を救い、アメリカの自動車労働者たちとの約束を守る」

等と述べ電気自動車推進に終止符を打った。

〈過度なLGBT問題も収束か〉
トランプ大統領は就任演説で「本日から米政府の公式方針として、性別は男性と女性の2つのみとする」と宣言した。大統領令は連邦政府がGENDER(ジェンダー)ではなくSEX(性別)という言葉を使い、旅券(パスポート)や査証(ビザ)などの公式書類は出生時の性のみを表記するよう定めた。連邦刑務所などでトランスジェンダーが自認する性の施設を使用することも禁じた。

〈移民問題に着手 出生地主義を見直す大統領令〉 
アメリカ憲法州令14条 アメリカで生まれた子供に国籍を与える制度である。
トランプ大統領は20日、不法移民などの子供の場合にはアメリカ国籍を与えないとする大統領令に署名した。

これに対してニュージャージー州やマサチューセッツ州など22州が違憲として提訴している。

〈メキシコ国境から流入する不法移民は「各国の刑務所や精神疾患施設から送り込まれている」〉
トランプ大統領は、南部国境における国家非常事態を宣言。全ての不法入国は直ちに止まり、何百万もの不法移民などを強制送還することを開始した。

また(不法入国者を)拘束後すぐに釈放する慣行を終わらせるため、撃退するために軍隊を南部国境に派遣し、国境をまたいで麻薬取引や人身売買を行う犯罪組織(カルテル)を「外国テロ組織」に指定するとした。

〈移民の従業員が強制送還されることを恐れて仕事に来ない!〉
移民達は自身と家族が送還されるのではと恐れ、仕事先に移民の従業員が来なくなり、店長が人手不足に対応するなどして人手不足に追われるパニックが起こっている。特に着手の最初の地はシカゴであるという情報が流れて、20日以降シカゴでは移民の人々が出歩かなくなっている。税金を収めていて不法ではない移民の人との見境いをどういう基準で定めるのか。

〈イーロン・マスク率いる政府リストラ省、政府効率化省は連邦機関の全廃や連邦政府職員の4分の3削減という目標を掲げている。〉
イーロン・マスク氏は就任式で大はしゃぎ、かつてこれほどトランプ大統領就任を祝う人がいただろうか?
マスク氏はトランプ大統領就任式を全身で表現、雄叫びと両手でガッツポーズをし、会場を湧かせた。
「これは普通の勝利ではなかった。これは人類文明の転換点。選挙には行ったり、行かなかったり。重要なものもあれば、そうでないものもあるがハッハッハ、今回のは本当に重要だ。(選挙に)参加したすべての人に感謝したい。ありがとう!」
と挨拶。
マスク氏はまた、トランプ氏支持者らのおかげで文明の未来は確保されているとも述べた。「我々は安全な都市を作り国境は守られ賢明な支出ができる。」「DOGEは火星に行く!。アメリカの宇宙飛行士が他の惑星に国旗を掲げることがどんなに素晴らしいか想像できるだろうか?」とロケット事業の目標である火星着陸に意欲を見せた。

〈DOGEは透明性に欠けるとし法律事務所に訴えられている〉
「政府効率化省(DOGE= Department of Government Efficiency)」
はマスク氏お気に入りの犬種「Doge(柴犬)」にかけた言葉遊びだ。
マスク氏率いる新組織DOGEは、連邦諮問委員会に該当するとした上で定期的な議事録提出などの義務を果たしておらず透明性に欠けるとしアメリカの法律事務所に訴えられている。活動の差し止めを求めて争う構えだ。

〈いつか石破総理(67)とも会談 しかし日程調整の段階 優先順位の低さ〉

「世界の平和や経済にどう2国間の関係を生かせるか。真摯(しんし)な議論を行い、信頼関係を確立したい」

と話す石破茂首相は21日、トランプ米大統領の就任を受けた初めての日米首脳会談の日程について「それほど時間はかからずに決まると思う」との見通しを示し官邸で記者団の質問に答えた。政府は2月前半の会談開催を目指し、日程を調整している。日本はもはやトランプ政権において優先順位は低いものと捉えられている。
 
石破首相は24日召集の通常国会の審議に影響が出ないよう、各党とも調整して日程を決める考えを示した。

参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote

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