注目の記事 PICK UP!

“トラック野郎の女神”八代亜紀をめぐる遺産バトルと“初ヌード写真”封入アルバム発売騒動

昨年2023年12月30日に死去した八代亜紀さん(享年73)の追悼アルバムに、プライベートな写真を封入する計画が物議を醸している。事務所間の対立が背景にあるようだ。

〈八代亜紀 お宝シリーズ第一弾『忘れないでね』〉

アルバムは2025年4月21日発売予定。
『忘れないでね』 商品価格3,700円(NCCE-250421)

収録曲:
舟唄
夢芝居
石狩挽歌
つぐない
海猫
恋の町札幌
命火
くちなしの花
氷雨
雨の慕情
全10曲


〈ニューセンチュリーレコードはかつて八代亜紀が所属していたレコード会社センチュリーレコードの新設立会社〉

ニューセンチュリーレコードは、1982年に設立された「センチュリーレコード」を前身としている。

センチュリーレコードは、八代亜紀さんがテイチクから移籍して活動の拠点とした会社で、彼女を看板アーティストとして運営していた。しかし、八代さんは1986年に『センチュリーレコード』から『日本コロムビア』に移籍し、彼女を失った会社は、経営が行き詰まって、借金が3億円近くに膨れ上がったこともあった。結局すったもんだで演歌市場の縮小や経営難によりセンチュリーレコードは倒産。2000年頃に現在の代表・早川寛氏がその資産(八代亜紀の原盤権や写真などの権利)を買い取り、ニューセンチュリーレコードを設立。

〈アルバム『忘れないでね』その特典に八代亜紀ヌード写真〉

ニューセンチュリーレコード(元東京都目黒区にあったが登記を移転し鹿児島県へ)が発売を予定していたこのアルバム。
特典として、八代さんの若い頃のヌード写真を封入すると宣伝し、論争の的となっている。

それは、当時八代さんが24〜25歳の頃に付き合っていた男性、T社のNディレクターが撮影したポラロイド写真だという。
しかも不倫関係だった。そしてこれが八代亜紀初のヌード写真だとされている。

さらに『八代亜紀 お宝シリーズ第一弾』と銘打たれていることから、今後も何らかの秘蔵資料を小出しにする意向があるようだ。

しかしネット上では「故人の尊厳を傷つける」と批判が殺到。その結果、大手ECサイトが次々と予約や販売を差し止める動きに発展。

SNSでは、激怒する意見もあり、「仕事で撮った写真ではなく、プライベートで撮られたものはリベンジポルノに該当する」という意見も数多く見られた。

どうやらゴタゴタの核心は、八代さんの楽曲権利や遺産をめぐる関係者間の軋轢にあるようだ。

〈ニューセンチュリー社側の言う『悪質な者達』『同一人物』とは〉

ニューセンチュリー社の言い分は以下の通りである。

『最近、八代亜紀に関する者達によって、同一人物と思われる悪質な内容の記事が多く見受けられます。

週刊誌でも事実ではないことが書かれ、非常に迷惑を被っておりますので、当方としては業務妨害その他について司法当局に相談している最中です。

このような悪質な者達によって商品の販売中止などは行いません。
告知通りに商品を販売していきます。

また当社は、問題となっている写真などすべての所有権を有しており、売買契約書もございますので、悪質な投稿者についても司法の手に委ねているのが現状です。
すべての権利が当社にある以上、どこのどなたの嫌がらせを受けようとも受けて立つ所存ですし、問題の写真類一式を買い取っていただければお譲りする方針です。ここに通知します。
こそこそしないで、堂々と交渉されればと存じます。』

文末に、交渉次第で写真を売却する意思があることが示されており、やはり金銭目的であることは否めない。

実は、ニューセンチュリー社代表の早川寛氏は、八代さんが所属していた事務所「ミリオン企画」元社長の大野誠氏と争っているという。

〈『ニューセンチュリーレコード』早川氏の主張〉

早川氏は、八代さんが生前まで所属していたミリオン企画の大野誠元社長が、八代さんの死後に新会社「八代ミュージック&ギャラリー」を設立し、彼女の楽曲やアート作品の権利を移管したことを問題視している。

早川氏は大野氏の行動を「八代さんの遺産を不正に利用している」と批判し、これに対抗する手段として、自身が所有する八代さんのプライベート写真をアルバムの特典に含めることを決めたと述べる。

早川氏はこの写真を「戦争の弾」と表現し、大野氏への対抗措置だと主張。

ニューセンチュリーレコードは、写真を含む音源の権利を合法的に保有しているとしており、売買契約書も存在すると強調している。

批判に対しては「司法当局に相談中」とし、発売中止の予定はないと表明している。

〈『ミリオン企画』大野氏の立場〉

大野氏は、八代さんの生前に彼女の依頼を受け、2023年3月に「八代ミュージック&ギャラリー」を設立したと説明している。

ミリオン企画は八代さんの遺言に従い2024年に解散しており、権利移管は八代さんの意向に基づくものであると主張。

今回のアルバムや写真の使用について、ニューセンチュリーレコードからミリオン企画や関連する音楽出版社に許諾申請がなかったと指摘しており、原盤権の所在も含め、事実関係を確認中としている。

大野氏は、早川氏の行動が八代さんの名誉を傷つけるものだと感じており、スタッフや遺族も同様の懸念を抱いていると述べている。

〈誰が八代亜紀の名誉を守るのか?〉

ニューセンチュリーレコード側は写真の所有権を主張し、事務所の対応に不満を抱いて「これが武器」と強硬姿勢を見せている。

八代亜紀の名誉を守りたい、というファンの声が強い中、今後どう決着するのか注目されている。

change.orgでは4月9日から『八代亜紀さんの尊厳を保護し、リベンジポルノを阻止する』署名活動が始まっている。
一方、ニューセンチュリーレコードは
「商品のお求めは お近くのCDショップにて。 当社に直接お申し込みの場合 現金書留にてお申込み下さい。 切手代用の場合は ¥4500円(運賃込)と成ります。」
として直販も可能とサイトで告知し、SNSでも予定通り発売する意向も表明しており、販売を強行する構えだ。

〈八代亜紀とマリリン・モンローのケースを比較する〉

マリリン・モンローさんの場合、死後にヌード写真(1949年頃の撮影)がオークションや出版物で出回った。
当時、これらの写真は彼女が貧困の中でモデルとして働いていた時期に撮られたものだ。

写真の公開は彼女の同意なしだった可能性が高い。が、モンローさんの場合は商業的利益や名声利用が主目的と見られており「搾取」や「倫理的問題」として語られることが多い。

八代さんの場合は20代の頃に当時付き合っていた男性によるプライベートで撮影されたヌード写真だ。八代さんのケースは明確に「尊厳侵害」「リベンジポルノの可能性」として問題視され、法的な議論にまで発展している。

両者とも故人の同意がない点で問題なのだが、八代さんのケースの場合明らかに、現代の法と社会意識のもとで、「不当」と断じられる。

両ケースを通じて思うのは、故人の権利を軽視する一部の商業主義が根強いからであろう。

〈ニューセンチュリーレコードの過去の醜聞〉

2005年『毎日新聞』によれば、女性3人が『ニューセンチュリーレコード』と早川氏に損害賠償を求めて提訴し、裁判所は同社に対し300万円の支払いを命じた。これは、過去に女性タレントに対して売春を強要した案件であるという。

ジャニーズの元アイドルだった豊川誕さん(66)が金銭をだまし取られて裁判に訴えている過去も。

また、宇多田ヒカルさん(42)がまだ9歳の時制作した楽曲、今は亡き母親、藤圭子さんと父宇多田照實氏(76)でユニットを作り録音したものを海賊版で発売。この原盤権はあるのだろうかという話題まで掘り探られた。

〈八代亜紀といえば、1970年代社会現象『トラックドライバーの女神』と称された時代があった〉

八代さんは1977年の映画『トラック野郎・度胸一番星』でダンプの運転手を演じたことを機に、“トラック野郎の女神”として印象付けられる。
映画も大ヒットし、配給収入は10億9,000万円を記録した。

〈トラック野郎たちの女神と称され、高速には“デコトラ八代亜紀号”がひた走るように〉

『なみだ恋』『恋歌』がヒットを飛ばすと、トラック運転手 通称“トラック野郎”から『トラック野郎の女神』と称され、「八代観音」「亜紀観音」などと描かれたデコレーションを施したトラックが出現。『八代愛』を表現する装飾で競い合う社会現象が巻き起こった。

関連サイト:
さくらフィナンシャルニュース公式サイト
YouTube
公式X
弁護士ログ
note


「さくらフィナンシャルニュース」をご覧いただき
🎉ありがとうございます!🎉

もっと手軽に最新情報を受け取りたい方は、
⬇️LINEの友達追加をお願いします!⬇️

💡さくらフィナンシャルニュース公式Line💡


故八代亜紀さんヌード写真封入アルバム販売中止求めるオンライン署名、13日に賛同者急増
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202504130000405_m.html

「#八代亜紀さんの尊厳を守れ」“私的写真”封入アルバムに止まらぬファンの怒り…販売元は「受けて立つ所存」と徹底抗戦
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2457530/

《ご注文できない商品》八代亜紀さん私的写真付きCD発売中止の動き レコード会社声明ラスト4行に怒り殺到
https://news.yahoo.co.jp/articles/a81c6d471ae7cbba0061a802c7cc36502a572679?page=1

「尊厳を踏みにじる行為」 八代亜紀さんの“波紋のCD”は「流通会社がすでに流通を中止」 タワレコが回答
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba657703fe1222b8dc617c81262478f1dc308cf9

「本人と交渉」の新事実、八代亜紀さん“私的写真”付きCD物議の裏で販売元が陥った“パニック”
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/jprime/entertainment/jprime-36327

八代亜紀さん、追悼アルバムに“私的写真”封入トラブル レコード会社社長が明かす写真入手の経緯と“公開する理由” 所属事務所社長は「許諾申請は来ていない」
https://www.news-postseven.com/archives/20250317_2028948.html?DETAI

関連記事

  1. 能登半島地震、「南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意」の発令  相次ぐ、台風・豪雨被害 概算要求:各省…

  2. 【三菱UFJ女元支店長クラスが貸金庫10数億円窃盗 都市銀貸金庫の安全神話崩壊へ】

  3. 【覚醒剤誤飲の可能性無いとは言い切れない 紀州のドン・ファン殺害容疑 須藤早貴無罪にどよめき】

  4. 菊川怜元夫の会社の子会社の粉飾決算をめぐって、不正公認会計士 金珍隆こと志村智隆の裁判における笑止千…

  5. 小2男児をゴミ箱の中に立たせ蹴り前歯損傷「ゴミ箱も痛いんだということをわからせる」 松戸特殊学級担任…

  6. 【財務省職員PCと書類の紛失  不正薬物密輸事件187人容疑者個人情報流出 横浜市内で飲酒後発覚】

  7. 上野で約4億円強奪、羽田で約1.9億円未遂 ひき逃げも含め捜査

  8. 『ブラックボックスダイアリーズ』ついに日本公開 伊藤詩織の賭け 映像のテロリズムに打って出た 権力社…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP