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MS&ADインシュアランスグループHD、「がんリスク検査サポート」に関する公開質問状への回答を再度「差し控え」

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社に対し、プリベントメディカル株式会社(代表者 篠原慶こと久米慶)が提供する**「がんリスク検査サポート」と同社の見解・関与の有無について確認する公開質問状を巡り、同社が回答を差し控える姿勢を維持していること**が分かった。

問題とされているサービス内容
今回の公開質問状で問題とされているのは、プリベントメディカル株式会社が提供する「がんリスク検査サポート」の内容そのものである。
具体的には、医学的根拠が不明確なまま「がんリスク評価」「がん罹患可能性」といった表現を使用している点、および医師でない者が、利用者に対して事実上の診断に類似する行為を行っていると疑われるサービスを、ウェブサイトや広告で大々的に宣伝・販売している点が指摘されている。
また、厚生労働省が2025年3月に改定した「健康寿命延伸産業分野における新事業活動のガイドライン」との関係も問題視されている。同ガイドラインでは、民間事業者による疾病の罹患可能性の提示、診断類似行為、医療と誤認を招く表現が明確に禁止された。
にもかかわらず、当該サービスが現在も継続して提供・広告されているとすれば、ガイドラインに抵触する事業が行われている可能性があるとの指摘が出ている。

公開質問状の送付と最初の回答

本件に関する公開質問状は2025年10月上旬にMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社宛てに送付された。
その後、同社からは2025年11月4日に次のような回答があった。
「公開質問状は到着確認し、社内でも検討し適切に判断した結果、ご回答を差し控えさせていただきます」
同社は、質問状の到着と社内検討の実施については認めた一方で、具体的な見解や説明については示さなかった。

本日の再問い合わせでも回答は変わらず

本日、改めて電話により同社へ問い合わせを行ったが、回答内容に変更はなく、引き続き「回答を差し控える」との姿勢が示された。
さらに、この電話でのやり取りの中で、同社側からは、**指摘されている「がんリスク検査サポート」という商品については「実施していない」**との説明があった。

説明責任を巡る課題

本件は、医療・健康関連サービスと保険グループとの関係性、ならびに消費者への情報提供の在り方という点で関心を集めるテーマである。
質問状では、特定商品の評価や関与の有無といった事実関係の確認が求められていたが、現時点でMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社は、公式な見解の公表を行わない方針を明確にしている。
一方で、同社は電話での問い合わせにおいて、当該商品を「実施していない」と説明しており、この点が今後どのように整理・説明されるのかが注目される。

今後の焦点

企業グループとしての関与の範囲や認識について、どの程度まで外部に説明する責任があるのか。
本件は、大手保険グループにおけるガバナンスと説明責任の在り方を改めて問うものとなっている。


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