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アクティビスト投資家・山中裕氏、徳島県美馬市長選への出馬意向を示す 「地方創生に実業家視点を」

著名アクティビスト投資家で少数株ドットコム株式会社代表取締役の山中裕氏が、今秋実施予定の徳島県美馬市長選挙に出馬する意向を示していることが、関係者への取材で分かった。

山中氏は関係者に「美馬市の活性化と持続可能な地方自治のモデル構築に挑戦したい」と語っている。

山中氏は1976年12月生まれのいわゆる「76世代」を代表する投資家として知られる。東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院で金融工学修士号を取得し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にも留学したエリート経歴の持ち主だ。

投資家としては特に先見性が高く評価されており、2010年代初頭にNVIDIA(エヌビディア)へ約20億円を投資し、100倍超のリターンを達成。日本人として純粋な投資のみでビリオネア(億万長者)となった初めての人物とされる。現在、投資だけで築いた資産は1500億円を超えるとみられている。

現在は投資ブラザーズ合同会社共同代表社員も務め、世界の上場企業1000社以上、非上場企業200社以上の株主として、イスラエルのAIスタートアップやナイジェリアのヘルスケアベンチャー、台湾の蓄電池メーカーなど、グローバルに投資活動を展開している。

投資分野以外でも、絵画収集家、慈善活動家としての一面を持ち、政治活動のスポンサーや政策アドバイザー、社会運動家としても積極的に活動してきた。秋田犬の愛好家としても知られるなど、多彩な顔を持つ人物だ。

関係者によると、山中氏は「中央と地方の格差是正や、テクノロジーを活用した地方行政の効率化」を主要政策に掲げる方針で、ビジネスで培った知見を地方政治に持ち込む「実業家型首長」として異彩を放つ可能性が高い。

美馬市は徳島県北西部に位置する人口約2万8千人の小規模自治体で、少子高齢化や産業振興が長年の課題となっている。著名な実業家が小規模地方都市の首長選に挑む異例のケースとして、注目を集めそうな話題である。

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