元大阪府知事の橋下徹氏(55歳)が、日刊現代が配信した、れいわ新選組大石晃子衆院議員(47歳)のインタビュー記事で、自身の
名誉をいたく傷つけられたとして、大石氏と同社に対して300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は2024年9月26日、橋下氏の請求を退けた一審・大阪地裁判決を支持し、橋下氏の控訴を棄却。
判決理由で徳岡裁判長は一審と同様に、記事の内容が意見や論評の範囲内であり「重要な部分について真実」、それに基づく発言全体も「論評の域を出ず違法性を欠く」と結論付け名誉毀損には当たらないと判断しました。
記事は日刊現代のニュースサイトで2021年12月に配信され、元大阪府職員の大石氏は、知事時代の橋下氏について
「気に入らないマスコミをしばき、気に入らない記者は袋叩きにする、ということを丁寧にやられてました。新聞社に対しても
『あの記者どうにかせえ』『あの記者やったらお宅は外す』」その代わり「言う事聞くんやったら特別の取材させてやる」とか。
「それは、やっちゃだめでしょ」ということを平気でさせていた。」「橋本氏は飴と鞭でマスコミをDV(ドメスティック・バイオレンス)して服従させていたわけです。現場には真実を報道しようとしている記者もいますが多くの社は幹部が腰抜け。
だから取材しても『ああ、記事にならんかったな』ということは多いですね。」
などと述べたことが発端となっていました。
橋下徹氏が2審も敗訴…「気に入らない記者を袋だたきにする」などの記事巡る名誉毀損訴訟
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240926-OYT1T50124/
読売新聞オンライン
橋下徹氏が2審も敗訴…「気に入らない記者を袋だたきにする」などの記事巡る名誉毀損訴訟
【読売新聞】 元大阪府知事の橋下徹氏が、日刊現代の配信した大石晃子衆院議員(れいわ新選組)のインタビュー記事で名誉を傷つけられたとして、大石氏と同社に300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は26日、請求を退けた1審
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