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「これは知らなかったでしょ…」山田五郎、67歳で死去〜元ホットドッグ・プレス編集長が遺したメンズカルチャーからオトナの教養まで〜

2026年7月22日、急激な暑さとともに訃報が飛び込んできた。

同月14日に評論家山田五郎氏が亡くなっていたことが公表された。享年67歳。

本名武田正彦。実は原発不明がん(ステージ4B)と闘病中だった。

山田五郎 『オトナの教養講座』 再生回数一億回突破も

晩年は抗がん剤治療を続けながら、2021年から始めた、世界の名画にまつわるうんちくなどを披露するユーチューブ番組をヒットさせ、アートシーンをより面白く魅せるキュレーターのような役割でユーチューブチャンネルを配信し続けた。

そこには「これは知らなかったでしょ」と得意げな表情で語る山田氏がおり、まさか、抗がん剤で治療しているような苦しさを微塵も感じさせない明るさが印象的だった。

このチャンネルが、2025年にはITM伊丹記念財団による伊丹十三顕彰事業のひとつである第17回伊丹十三賞を受賞している。

山田氏は上智大学卒業後、講談社入社。ボーイズ向けファッションやユースカルチャーを取り扱う雑誌、ホットドッグ・プレス (Hot-Dog PRESS) の編集長を務めるなどした。

ホットドッグ・プレスは、平凡出版のちマガジンハウスから出ていた、人気ボーイズ向け雑誌POPEYEの対抗馬としてスタート。

1980年代のボーイズ雑誌というと、女性アイドルグラビアやセックス記事などの「男性ならではのエッチな視点」とファッション、洋楽、邦楽、面白サブカルチャーを融合させた内容で興味を引く。購入ターゲットは、高校生や大学生から20代独身男性。

山田氏の編集によるマニアな視点で、ホットドッグ・プレスはよりサブカルチャーよりになっていった。

ナンシー関氏の消しゴムハンコイラストや、バブル時代を象徴するワンレン・ボディコンシャスを描いた漫画家中尊寺ゆつ子氏も当時活躍していたが、二人ともそれぞれ健康を害し、既に他界している。

山田氏はのちフリーとなって、ピンでテレビや雑誌、ラジオで活躍する。

テレビでの出演は

出没!アド街ック天国(テレ東)レギュラーを28年続けた。

タモリ倶楽部(テレ朝 1982年10月9日から2023年4月1日まで放送)も準レギュラーのようなもの。

80~90年代を象徴するメンズカルチャーを牽引した男性の一人でありつづけた。

youtu.be

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山田五郎さん死去、テレビ東京が追悼 『アド街』に28年以上出演 がん公表後も「仕事はやれる限りやらせていただきたい」と語る 最後の収録は7月8日

www.oricon.co.jp

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