埼玉県鶴ヶ島市の介護付き有料老人ホームで、2人の高齢女性が殺害された事件で、元職員の男が逮捕された。男は施設の電子錠を暗証番号で開けて侵入したと話し、警察は犯行の動機解明に注力している。
事件は2025年10月15日未明、鶴ヶ島市若葉の「若葉ナーシングホーム」で発生。午前1時50分から2時5分頃の間に、入所者の小林登志子さん(89)が刃物で傷つけられ死亡。もう一人の80代後半の女性入所者も頭部に傷を負い、亡くなっているのが見つかった。遺体はそれぞれ4階と5階の部屋で発見された。
逮捕されたのは、元施設職員で熊谷市に住む無職の木村斗哉容疑者(22)。事件から数時間後の午前5時頃、施設から約250メートル離れた場所で身柄を確保され、15日午前8時過ぎに西入間警察署からさいたま地検へ送検された。
木村容疑者は「4桁の番号を入力し、電子ロックを解除して中に入った」と供述。また、「刃物で刺して殺害したのは事実」と容疑を認めている。元職員としての知識を悪用し、施設のセキュリティを突破した可能性が高い。
周辺の防犯カメラには、自転車で施設に近づく木村容疑者とみられる人物の映像が残されていた。フードやマスクで顔を隠した姿で立ち去る様子も捉えられており、警察はこれを基に容疑者を特定した。
警察は、木村容疑者がなぜ2人を標的にしたのか、犯行の背景や意図を詳しく調べる方針。事件後、施設近くで「黒い袋」や「チラシ」といった不審物が目撃されたが、事件とのつながりはまだ判然としない。
高齢者が安心して暮らす場で起きた非情な事件に、地元住民は深い衝撃を受けている。警察は追加の証拠収集を進め、事件の真相を明らかにする構えだ。
さくらフィナンシャルニュース
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